ビデオ・映像制作の基本
映像

映像の種類

一言に映像といっても様々な種類があり、目的や視聴者の年齢増、ターゲットや作品のイメージによって異なります。

アニメ
もはや映像制作には欠かせないのがこのアニメ。正式にはアニメーションといいますが、日本が誇る技術の集大成でもあります。

現在では宮崎駿のジブリ作品が数多く目だっていますが映像業界でアニメが急速に発展を遂げたのはかつて無名の作家たちがこぞって奇抜なアイディアの作品を制作したことから始まります。

ディズニーなどの映像作品は膨大な資金とスタッフが関わっており、全世界に親しまれている作品でもありますが実はあたりさわりのない内容だったりします。

打って変わって日本の作品はメッセージ性が強いものが多いと思いませんか?かつて映像の発展と共に制作されてきた奇抜なアニメの名残が今も日本の映像関連業界を支えており、低予算、少人数で制作するといった流れは今も昔も変わっていません。

さらにいうと日常的にテレビで放送されているアニメ映像は一秒間に8枚の絵を流すのが基本とされていて、あくまでも基本であり同じ絵を流す等しているため若干流れが硬いように感じます。

それにくらべ先ほど紹介したディズニー映画は全編フルアニメーションで構成されているため、動きが滑らかなのです。

このような全編が振るアニメーションで構成された作品は世界でも珍しく、ストーリーだけでなく映像の技術面から見ても絶賛されるのは当然といえるでしょう。
CG
今や映像に欠かせないのがこのCGではないでしょうか。どんなビデオ作品にも多少なりとは使われている便利な技術でもあるこのコンピューターグラフィック。

文字通りパソコンなどのコンピューターを用いて制作された作品のことで一つの作品単体のことをコンピューターグラフィックといい、複数のものが組み合わさって作られたもの、又は作ること自体をコンピューターグラフィックスといいます。

皆さんが普段目SにしているテレビやCM、ドラマといった様々な映像関連の中で使われていて、映画やアニメにも全編CGを採用した作品が数多く出回るようになりました。

全編CGの映像作品の特徴としてはノイズがなく鮮やかな色彩で滑らかな動きが実現するということ。

初めて全編CGで構成された長編映像作品を皆さんは覚えているでしょか。実はCG映像がここまでクオリティの高いものになったのは割と最近、世界で初めて劇場で公開された長編CG映像作品は映画「トイ・ストーリー」である。

余談ではありますが主人公ウッディの親友バズは所ジョージが声優を行ったことで有名ではありますが、実は公開寸前にキャストを変更したためであって、本来であれば玄田哲章が吹き替えを行う予定でした。

このように急速な発展を遂げたCG映像ではありますが、多用しすぎると映像本来の持ち味が崩れてしまう恐れもあり問題視されているのは事実です。しかしながらコンピューターゲームの発展に大きく貢献し現在の映像業界では無くてはならない存在となっています。

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最終更新日:2017/9/8

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